物質主義(ぶっしつしゅぎ)とは、一般的に物質的(「衣食住」「財貨」「金銭」「物品」の獲得・所有・占有・使用など)なものごとを、他のものごとよりも優先させる態度のこと。
私も過去には物欲が尽きることなく、しかも手に入れても満足感が得れない体験はしていました。
調べてみると、私たちの脳は、飽くなき「所有欲」とその「欲望」が満たされれば幸せになれるという思い込みがあるようで、それが「買い物」と「ポジティブな感情」とを結びつけて考えてしまうらしいです。
新しい物を購入すれば幸せになれると考えがちなのだと。
確かに物の購入を考えている時は、欲しいもの画像を見ることで、脳の側坐核という領域が反応して、その脳の快楽中枢が欲しい物を手に入れることを考えただけでフル回転をして、脳をドーパミンで満たすらしいです。
なので、物を購入する事を考えただけで、実際にそれを購入した時ととほぼ同じ状態なるそうです。
物質的価値観が強い人は、何かを手に入れようと考えるだけで、短期的に幸福感が高まり、気分が高揚しているのでしょう。
何かを手に入れようという考えに伴うドーパミン(ポジティブな感情)は、短時間で終わってしまいます。
実際に購入した後でもポジティブな感情は味わえますが、購入前に感じていたほど強くはないのです。
科学的にも、買い物をしても幸せにはならないと考えられているのですね。
物質に対して価値を高く考えすぎると、私たちはむしろ不幸せになるということです。
私たちが、本当に必要ではない物まで買いたいと思うのはなぜか、それには脳も関係していたのです。
必要に迫られて物を買うこともあります。
必要に迫られて買うのと、欲しくて買うのには違いがあるようです。
必要があって買う時には、私たちは「買えば幸せになれる」とは期待しない。
私たちは誰でも、「もっとお金と物があれば、もっと幸せになれる」と思い込みます。
自分の持ち物を友人や家族の持ち物と比較してしまいこともあるし、所持品によって自分の価値が見定められると気にしすぎだと思います。
でもそのような考え方は、不安感や抑うつ症状や不幸感への要因だとも思います。
物質主義的な価値観に囚われないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
スピリチュアルに考えると簡単です。
人は魂の存在です。
魂が肉体を離れて、魂の故郷に戻るときには、この世の物質的なものは何も持ち帰ることは出来ないのです。
持ち帰れるものは、この世での経験と学びなのです。
この世が何のために用意されているか?
魂の修行の場なのです。
誰の中にも魂は存在します。
そして、魂は各々のテーマを決めてあなたに宿り再生しているのです。
物質的な価値観に左右されずに、この世を学びある充実したものにするには、自分自身の本質と繋がって、生きる事です、
そして、魂が決めてきたテーマをやり、その中で経験や学びを得ることです。
この世を生きるわけですから、物質的価値観を捨てろとは言いません。
スピリチュアルとこの世の常識をバランスよく保ち生きることが重要だと申し上げたいだけです。
不安などのネガティブな感情はこの世を生きる上で不要なものです。
物質的価値観が強いとネガティブな感情が強くなります。
一方、スピリチュアルでは、手放すべき感情とされています。
今を生きる。
しっかりと地に足を着けて、今を生きる。
あなたの本質は、あなたがするべき事を知っています。
あなたのするべき事をしり、しっかりと地に足を着けて、今を生きたくないですか?
本日は下北沢でカウンセリングをしています。
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