電車に乗っていたら、ふとある事を思い出しました。
それは、小学生ぐらいの時だったと思うのですが、電車から流れる景色を見ていた時のことです。
綺麗な建物や古くなった建物。
木造で歪んでいる建物、建設中の建物。
建物のかたちや色、高さが異なるので、ガチャガチャとした景色。
さらに、不規則に続く電柱と波打つように流れるどこまでも続く電線。
日の当たっているところや、日陰のところ。
歩く人、自転車に乗っている人。
曲がり角を曲がろうとしている車。
遊んでいる子供や買い物途中の女性、杖をついて歩いている老人。
そんなありきたりな光景を見ている時に。
ただ漠然と、「何をしているんだろう?」という感情が込み上げて来た事を思い出しました。
それは言われもない感情で、その理由すらわかりませんでした。
でもなんだか悲しくなる感情に近かったと思います。
生きていて何が楽しいの?
生きるってなに?
何のためにみんな生きてるのかな?
こんなこと考えても当然答えなんか見つかりません。
だから、考えるのをやめるしかない。
子供は、親に育ててもらう。
だから、親の言う事、親の価値観を守らなければいけないと思い込む。
幼稚園から小学校、そして中学校、高校と勉強をしてながら、納得しているはずもなく、ただ漠然と間違ったことをしないようにすることが、親の喜ぶ事をすることが自分の役割なんだと勝手にどこかで思い込んでいる。
将来やりたいことなんて、特に正直なかった。
パイロットや野球選手なんて言う友達もいたけれど、どこかでバカバカしいと冷たい気持ちで聞いていた。
生きるって何なんだろう?
答えの出ない問いかけを打ち消すように、何か興味のある事に没頭することで忘れることが出来る。
友達と遊ぶ。
部屋にこもって、身近にあるもので何かを無性に作りたくなる。
それに没頭する。
勉強には興味がない。
それが将来必要だと感じていなかった。
今ちょっと後悔してますけど(笑)
今回は、ふとしたきっかけで思い出した感情から記憶を辿ってみました。
でも、正直過去の記憶ってあまりないんです。
ここに書いたことも、多分過去には色々な性格を持っていたと思うので、その断片的な一部分にしか過ぎないと感じています。
この記事に書いている事を思い出している時は、移動中でしたので、周りの人の会話も耳に入ってきます。
「あれ、美味しかったね」
「あれ、楽しいよね」
「今度、旅行はどこに行く?」
なんだか、私が漠然とした言われもない感情を思い出していたのに、それを打ち消すために使う感情なんだろうなと感じてしまいました。
人は、不安と隣り合わせです。
不安に飲み込まれてしまう人。
不安を隠すために、その時に興味のあることに逃げてごまかしてしまう人。
私もにこのような経験があるから分かります。
私も同じような事を繰り返していました。
でも、今では不安はほとんど出ません。
やるべき事をやって、今を生きていると不安は出ないものなのだと思います。
漠然とした感情は、魂から出るものではないでしょうか?
ない物ねだりをしている人生。
不自由な生活をしているわけでもないのに、何か満たされない。
まだ、自分と言う意識が有ればいいですが、それすらも薄くなってきてしまったり。
どの様なご相談内容でも構いません。
恋愛でも仕事、そもそも自分が生まれてきた意味などまで。
一人で思い悩んでいないで、ちょっと気分転換をする軽い気持ちでカウンセリングにお越し下さいね。
今日の記事は、書いている私がいまいちわけわかっていません(笑)
でも、この記事に共感できる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
答えが出なくて困っていることは、誰にでもあるのではないでしょうか。
日々の流れに身を任せて、嫌なことは考えないように、好きな事に意識を向けていても、その嫌な問題は乗り越えない限りまたやってくるものです。
良い機会だとは思いませんか?
時には立ち止まって、自己点検することも必要ですよ。
ブログの更新は不定期ですが、カウンセリングは行っておりますので、カウンセリングをご希望の方は、スケジュールをご覧くださいね。
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