最近のニュースで既婚者の「帰宅恐怖症」が増加とありました。
これは、当事者は辛いでしょうし、そのような環境にしてしまっている家族にも問題がありそうですね。
どちらかが「良い」「悪い」では判断をすることは違うと思います。
相手を変えることは出来ないので、まずは、自分が変わることを考えるのがいいと思います。
まずはニュース記事で書かれていた内容に着目してみたいと思います。
帰る場所があるのに、帰りたくない。
これが、「帰宅恐怖症」だそうです。
特に既婚男性に急増しているとのことです。
・あなたのご主人は、帰りが遅くないですか?
・何かと理由をつけては帰ってこなくないですか?
本当ならば、家庭は外で仕事をされているご主人様が、仕事の疲れをとって、羽を伸ばすための場所ではないでしょうか。
それが、この世で一番居心地の悪い場所になってしまうことは、お互いに悲しいことですよね。
既婚男性が、「帰宅恐怖症」に陥ってしまう理由としては。
・妻の愚痴や叱責に耐えられない
・結婚生活において自分の居場所がない
・家にいても孤独感や疎外感を感じる
・休日にゴロゴロしていると煙たがられる
・「言わなくても気付いてよ」と攻撃される
・何度も同じ話を蒸し返される
そもそもの話になってしまいますが、運命のパートナー(赤い糸)との関係であれば、基本的にこの様な事にはならないはずですよ。
でもですね、実際にニュースに書かれているような状況であったならば、お互いに考えを改める必要があると私は思います。
恋愛にしても、結婚生活にしても、相手に何かを求める事自体が間違いではないでしょうか?
相手の価値観が理解できるから、無条件で応援をしてあげたい。
求めるのではなく、奉仕の気持ちを持てなければ、パートナーとの良好な関係は築けないのでは。
一般的な幸せそうな見える家族であっても、実は本音を言えない仮面夫婦であったり。
理想に見えるカップルであっても、お互いに打算的に付き合っていたり。
あなたはパートナーと、「共依存」の関係に陥っていませんか?
共依存(きょういそん・きょういぞん)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存する、その人間関係に囚われている状態を指す。
共依存者は自己愛・自尊心が低いため、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、共依存関係を形成し続けることが多いと言われる。
ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待などにも見られる現象であると言われている。
アルコール依存症患者が家族に依存し、また介護する家族も患者に依存するために、その環境が持続すると言われている。
現在では、単にアルコール依存症患者との関係だけでなく、「ある人間関係に囚われ、逃れられない状態にある者」としての定義が受け入れられている。暴力を振るう夫とそれに耐える妻の関係、支配的な親と愛情を受けたい子供の関係、相手から愛されることが目的となっている恋愛関係などがある。
この観点から、自立できない子供のパーソナリティ障害・恋愛における自己愛的な障害・ストックホルム症候群にまで共依存の概念が検討され、使用されるようになっている。
私たちは皆、何かに依存してしまうことは大きな間違いです。
依存は、自分を放棄してしまうことです。
しかし、依存傾向が強い人ほど、被害者意識が強いので、問題の原因を外に向けがちです。
これでは、なんの学びも、成長もすることも出来ないでしょう。
依存ではなく、自立している方は。
しっかりと地に足を付けて、自分で物事を選択して決め。
そして、その結果が間違いであっても、自らが責任を持ちます。
運命はないのです。
私たちには皆、「自由意思」が与えられています。
運命は、自分で変えていくことができるのです。
「帰宅恐怖症」になっていたとしたならば、その原因を向き合って改善する努力が必要です。
また、パートナーに「帰宅恐怖症」の傾向があるようならば、向き合わなければなりません。
決して、どちらか一方の責任はないのですから。
そこにはお互いに学ぶべきものがあるはずです。
そもそも今生で一緒になるべきではないパートナーであるならば、別れを選択する必要がある場合もあります。
その方が、お互いの為だからです。
しかし、そのような相手であっても、あなたが「無条件の愛」をもって応援してあげることは大切です。
この「無条件の愛」こそが、この世であなたが幸せになる為に大切なことだからです。
様々な経験を通して、私たちは皆「愛」を学ぶために生きているのです。
より深い愛を学べることが、この世での成長であり、あなたの幸せとなるのです。
霊的世界は「愛の世界」です。
この世で、愛を学び、少しでも濁りの少ない魂となって、肉体を離れることが、真の幸せなのですから。
あなたが、充実した人生であったと思い残すことなく、旅立ちたいのでしたら、忘れないで下さい。
あなたのパートナーに対して「愛」をもって向き合いましょう。
また、他者にも「愛」をもって接することが大切です。
あなたが、いつも笑顔で居られるように。。。
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